今日はです
笠山椿群生林① ― 2009年02月16日 09時25分38秒
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===笠山椿群生林案内図板===
笠山の先端部分にあたる虎ヶ崎灯台周辺には10haの広さに約25,000本のやぶ椿が自生しています。笠山は、藩政時代には萩城の北東、鬼門の方角に当たるので、藩では笠山の樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していました。そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていましたが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されて用材となり、雑木類は薪炭用に伐採されるなど、昔日の面影はなくなりました。ここ虎ヶ崎の椿も周囲の雑木と共に切り払われ、切られた木々の切り株から新しい芽が伸び、雑木の中に椿の赤い花が見られる状態が昭和40年代まで続きました。また笠山は北長門海岸国定公園の中心部に位置し、高さ112mで、頂上には口径30m深さ30mの小さな噴火口跡がある。 海抜60m付近までが数万年前の噴火活動でつくられた溶岩台地で、 その上に、約1万年前の噴火で、つり鐘状スコリア丘の単成火山がつくられた。周囲には、溶岩のすき間から海水や風が出入りする池や穴(風穴)が多く存在し、暖・寒地性の植物も多く見られ、コウライタチバナの自生地(国指定天然記念物)でもある。
笠山の先端部分にあたる虎ヶ崎灯台周辺には10haの広さに約25,000本のやぶ椿が自生しています。笠山は、藩政時代には萩城の北東、鬼門の方角に当たるので、藩では笠山の樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していました。そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていましたが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されて用材となり、雑木類は薪炭用に伐採されるなど、昔日の面影はなくなりました。ここ虎ヶ崎の椿も周囲の雑木と共に切り払われ、切られた木々の切り株から新しい芽が伸び、雑木の中に椿の赤い花が見られる状態が昭和40年代まで続きました。また笠山は北長門海岸国定公園の中心部に位置し、高さ112mで、頂上には口径30m深さ30mの小さな噴火口跡がある。 海抜60m付近までが数万年前の噴火活動でつくられた溶岩台地で、 その上に、約1万年前の噴火で、つり鐘状スコリア丘の単成火山がつくられた。周囲には、溶岩のすき間から海水や風が出入りする池や穴(風穴)が多く存在し、暖・寒地性の植物も多く見られ、コウライタチバナの自生地(国指定天然記念物)でもある。
笠山椿群生林② ― 2009年02月16日 09時45分40秒
笠山椿群生林③ ― 2009年02月16日 09時47分38秒
笠山椿群生林④ ― 2009年02月16日 09時50分06秒
笠山椿群生林⑤ ― 2009年02月16日 09時55分08秒
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(写真をクリックすると大きくなります)===【岩大戟】(イワタイゲキ)===
【岩大戟】(イワタイゲキ) [学名:Euphorbia jolkinii Boiss.] トウダイグサ科の多年草。全株無毛で乳白色汁を出す。地下茎は著しく肥厚し、地上茎は直立して太く、高さ30~80センチメートル。葉は多数で密に互生し、緑色で粉白を帯び、倒披針(とうひしん)状長楕円(ちょうだえん)形で長さ3~8センチメートル、幅6~15ミリメートル、全縁で先端は円く、基部は細まり、無柄。裏面の中央脈が著しく隆起し、縁(へり)は白色を帯びる。茎頂にやや幅が広くて短い数枚の葉が輪生状につく。花期は4~5月、輪状の葉の腋(わき)につく花柄の先に卵形帯黄色の総包葉を多数つける。杯状花序の腺体(せんたい)は帯黄色、幅2ミリメートルでやや扇形。果(さくか)は径6ミリメートルでいぼ状突起があり、種子は球形、平滑で径3ミリメートル。伊豆以西の本州、四国、九州、沖縄の海浜岩石地に生え、朝鮮、台湾にも分布する
【岩大戟】(イワタイゲキ) [学名:Euphorbia jolkinii Boiss.] トウダイグサ科の多年草。全株無毛で乳白色汁を出す。地下茎は著しく肥厚し、地上茎は直立して太く、高さ30~80センチメートル。葉は多数で密に互生し、緑色で粉白を帯び、倒披針(とうひしん)状長楕円(ちょうだえん)形で長さ3~8センチメートル、幅6~15ミリメートル、全縁で先端は円く、基部は細まり、無柄。裏面の中央脈が著しく隆起し、縁(へり)は白色を帯びる。茎頂にやや幅が広くて短い数枚の葉が輪生状につく。花期は4~5月、輪状の葉の腋(わき)につく花柄の先に卵形帯黄色の総包葉を多数つける。杯状花序の腺体(せんたい)は帯黄色、幅2ミリメートルでやや扇形。果(さくか)は径6ミリメートルでいぼ状突起があり、種子は球形、平滑で径3ミリメートル。伊豆以西の本州、四国、九州、沖縄の海浜岩石地に生え、朝鮮、台湾にも分布する
笠山椿群生林⑥ ― 2009年02月16日 09時58分16秒
笠山椿群生林⑦ ― 2009年02月16日 10時05分21秒
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(写真をクリックすると大きくなります)==笠山ツバキ群生林説明板==
笠山は萩城の鬼門(北東)の方角にあたるので、毛利藩は立ち入り禁止にし、数百年間自然林になっていました。明治になって禁止は解かれ、多くの大木は切り倒されました。 ここ虎ヶ崎の山林では、太い切り株から芽をだしたツバキがたくさんみられます。10ヘクタールの広さに、花や葉などが違う数十種のヤブツバキが5000株、約25000本、自生しています。 ===現地説明板より===
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笠山は萩城の鬼門(北東)の方角にあたるので、毛利藩は立ち入り禁止にし、数百年間自然林になっていました。明治になって禁止は解かれ、多くの大木は切り倒されました。 ここ虎ヶ崎の山林では、太い切り株から芽をだしたツバキがたくさんみられます。10ヘクタールの広さに、花や葉などが違う数十種のヤブツバキが5000株、約25000本、自生しています。 ===現地説明板より===
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