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太翔館 (山口県)2012年05月01日 04時55分49秒

(写真をクリックすると大きくなります)===太翔館入り口===

所在地 : 山口県下関市豊北町大字滝部3153-1

名 称 : 下関市立豊北歴史民俗資料館 太翔館(たいしょうかん)

開館時間 : 午前9時~午後5時まで 休館日 : 月曜日 入館料 : 無料

(写真をクリックすると大きくなります)===太翔館正面===旧滝部小学校本館
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この建物は旧滝部小学校の本館で、大正13年(1924年)、滝部村出身の中山太一(元貴族院議員)・豊三・喜助・三兄弟の寄付により完成しました。設計はドイツ人といわれ、宮大工の伝統を持つ阿川村の棟梁、橋本銀之助によって建造されました。ルネッサンス様式の石造建築を木造に取り入れた構造で、大正期の代表的な木造の学校建築として、昭和54年(1979年)に県の有形文化財(建造物)に指定され、平成23年(2011年)には西教室も追加指定されました。1階は豊北の地域案内や建物の由来、旧滝部小学校時代の教室が再現された部屋などがあり、2階は講堂で特別展や企画展が行われます。2階部分全体が講堂となっており、その広さもみものです。

(写真をクリックすると大きくなります)===太翔館右側面===旧滝部小学校本館
(写真をクリックすると大きくなります)===滝部小学校説明板===旧滝部小学校本館

滝部小学校本館はルネッサンス様式を基調にした大正建築で、学校建築としては壮大な構成で卵円窓を配した正面の切妻二階バルコニーの列柱一階入り口のアーチなど洋風石造建築の外観を木造に引き写した意匠に特徴がある。この本館は、地元出身で貴族院議員まで努めた故中山太一兄弟が私財を投じて、大正十三年に建築し当時の滝部村へ寄贈したものでドイツ人技師が設計、宮大工として、名高い阿川地区の大工、橋本銀之助氏が施工した。

(写真をクリックすると大きくなります)==太翔館縁石に施された当時のタイル==
(写真をクリックすると大きくなります)===滝部小学校当時の階段===
(写真をクリックすると大きくなります)===太翔館二階廊下===
(写真をクリックすると大きくなります)===滝部小学校当時の教室の内部===

今回の文化財保存修理工事で復元した教室です。昔の小学校の教科書や学校に関連したものを展示しています。歴史講座などの教室にも利用できます。

(写真をクリックすると大きくなります)===当時使用していたオルガン===

このオルガン本体にYAMAHA ORUGAN HAMAMATUと記されています。たぶん大正時代に浜松で製作したものと思われます。

(写真をクリックすると大きくなります)===滝部小学校当時使用されていた机===
(写真をクリックすると大きくなります)===1階和室===

平成23年4月8日に山口県の有形文化財に追加指定された西側教室です。かっては、女生徒の礼儀作法や裁縫を教える場となっており、女礼室とよばれていました。

(写真をクリックすると大きくなります)===大正当時の滝部小学校全景===