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ハゼ並木 (福岡県久留米市)2013年12月04日 06時06分28秒

所在地 : 福岡県久留米市山本町豊田


柳坂曾根のハゼ並木

(写真をクリックすると大きくなります)===柳坂曾根のハゼ並木===

このハゼの木は、久留米藩が寛保2年に灯明用の蝋の原料として植樹したもので、柳坂曾根のハゼ並木には「伊吉ハゼ」を含め約200本が植えられており、約1.1㎞の並木道が続いてます。 老木のハゼは高さ5~6メートル、幹周り1メートル程あるものもあり、昭和39年に福岡県の天然記念物に指定され、平成6年には新・日本街路樹100景にも選ばれています。

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ハゼの実は西日本の特産物1つで、18世紀前半から各地で栽培されました。久留米藩でも、享保15年(1730年)竹野郡亀王村(現田主丸町)の庄屋竹下武兵衛が初めて栽培し、宝暦年間頃、著名な「松山櫨」を発見して他国にも普及しました。市内では寛保2年(1742年)に御井郡国分村鞍打にハゼを植えたことが確認できます。 その後、小郡の内山伊吉が優良種「伊吉ハゼ」を生み出し、筑後ハゼの名声は高くなりました。