蓋井島 (山口県下関市) ― 2010年11月07日 11時59分54秒
所在地=北緯34度06分00秒 東経130度47分16秒
面 積=2.35Km2 海岸線長=10.4Km 所在海域=日本海(響灘)

蓋井島(ふたおいじま)は、響灘に浮かぶ島。山口県下関市に属する。面積2.35km2。人口は100人の漁業が中心な小さな集落です。なかでもアワビ・サザエ・ウニや乾燥ひじきなどの特産品があります。また、蓋井島「山ノ神」の森を祀る四つの森(やま)とも呼ぶ)があります。各森には枯れ木や倒木を円錐状に組み合わせた神籬か゜あり、「山ノ神」が鎮まっています。そのため、島民は神の森に立ち入ることも枯れ枝を採ることもせずに、聖域として大切に守り続けてきました。このような古い信仰形態を今日まで具体的な姿で伝える事例は数少なく貴重です。また、辰と戌年に行われる「山ノ神」神事は、山ノ神を各森から当元の家に迎えて行う盛大な祭事で、神事は市指定無形民俗文化財、神事記録は市指定有形民俗文化財となっています。
===現地説明板より===
左端の山は鬼が城山・右端は竜王山です。

この灯台は、関門海峡と本州北岸及び朝鮮半島とを結ぶ船舶、特に関釜連絡船の強い要望を受けて建設されたもので、明治45年7月15日(1912年)初点灯した。八角形コンクリート造りで、本州最西端に位置する。光源としては、当初石油蒸発白熱灯を使用していたが、昭和26年に灯台としては日本で初めて風力発電装置を開発導入し、自然エネルギー利用の先駆けとなった。灯台はこの装置により、同年6月8日百ボルト七百五十ワットの電球を点灯し、長年の夢、電化に成功した。風車は、三枚翼からなり、直径9メートルで、鉄塔の上部で水平軸の回りに回転する方式であった。昭和42年、商用電力の導入により風力発電は廃止され、現在その基礎の部分が灯台裏の金毘羅山頂に残っている。設 備 の 概 要位置:北緯三十四度〇五分五十五秒東経百三十度四十七分〇〇秒塗色及び構造: 白色 塔形: コンクリート造灯質:四等 群閃白光 二十四秒隔て十六秒間に三閃光光度:二十五万カンデラ光達距離:二十二海里(約四十一キロメートル高さ:地上~頂部:十五メートル水面~灯火:百三メートル管理事務所:第七管区海上保安本部:門司海上保安部電話:093-321-1481
この灯台が、点灯以来数多くの船人の命と貴重な財貨を人知れず救ってきたであろうことを思うとき、これからも夜毎美しい光を沖行く船に投げ掛け続けるよう祈念するものであります。社団法人燈光会。この周知板は、モーターボート競走公益資金による財団法人日本船舶振興会の補助金をうけて設置したものです。
===蓋井島灯台説明版より===

位 置:北緯 三十四度〇五分五十五秒 東経 百三十度四十七分〇〇秒
塗色及び構造: 白色 塔形: コンクリート造
灯 質:四等 群閃白光 二十四秒隔て十六秒間に三閃光
光 度:二十五万カンデラ
光達距離:二十二海里(約四十一キロメートル)
高 さ:地上~頂部:十五メートル水面~灯火:百三メートル
(写真をクリックすると大きくなります)===蓋井島灯台初点灯表示板===この灯台が、点灯以来数多くの船人の命と貴重な財貨を人知れず救ってきたであろうことを思うとき、これからも夜毎美しい光を沖行く船に投げ掛け続けるよう祈念するものであります。
(写真をクリックすると大きくなります)===蓋井島灯台点燈部===
海面から燈火部まて゜の高さは百三メートルあり光達距離は約41kmです。
定期船「蓋井丸」 トン数:49トン 航海速力:12.5ノット 旅客定員:80人
(写真をクリックすると大きくなります)===蓋井丸操舵室===コメント
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