ようこそ! あなたは アクセスカウンター 番目のお客様です
今日はです

蓮華院・誕生寺本院 五重塔(熊本県)2016年02月12日 10時15分13秒


蓮華院誕生寺・本院 五重塔

宗 派  :真言律宗・九州別格本山

名  称 :蓮華院誕生寺・本院

本 院 : 熊本県玉名市築地2288

(写真をクリックすると大きくなります)===誕生寺五重塔===

誕生寺本院の「平成五重塔」は、平成9年4月に落慶された総青森ひば造りの五重塔です。高さ35mで、九州で2つの純木造の五重塔のひとつです。一層に御本尊皇円大菩薩様をお祀りし、その手のひらの上には、お釈迦様の真舎利が納まっています。  昭和62年に故川原真如大僧正の発願により、約10年の月日をかけて建立され、現貫主川原英照権大僧正の下に落成したものです。日本のみならず、インドやチベットやスリランカや多くの人々の協力のお陰で完成した国際的な「平成五重塔」です。

(写真をクリックすると大きくなります)===誕生寺五重塔===
(写真をクリックすると大きくなります)===五輪塔説明版===

この五輪塔は、浄土宗の開祖である法然上人の師、皇円上人の生誕地として、皇円上人の祖、関白藤原道兼の菩提を弔うために造立されたものと伝承され、地元では関白塔の名で親しまれている。以下、向かって右を東塔、左塔とする。

東塔は、高さ約2.53メートルの巨大のもので、地輪下に幅約1.16メートル、高さ約20センチメートルの基礎石がある。西塔は、高さ約2.68メートルあり、東塔より若干高く、九州では最大の高さを誇る五輪塔である。この関白塔には、規模が大きいにも関わらず、梵字等は何も刻まれていない。

このことは真言律宗総本山奈良市西大寺の叡尊塔に代表される特徴であり、真言律宗においては鎌倉時代後期から室町時代にかけて梵字を刻まない大型五輪塔が僧の墓塔として造立されている。関白塔は、真言律宗の玉名地域への伝播と、その後の発展および定着をしめしており、中世における九州での仏教受容のあり方とその背景を考えるうえで重要な文化財である。

===現地説明版より===
(写真をクリックすると大きくなります)===五輪塔===

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ja4chu.asablo.jp/blog/2016/02/11/8018405/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。