新年のご挨拶 ― 2017年01月01日 00時00分00秒
角島灯台の水仙Ⅱ (山口県) ― 2017年01月06日 16時19分19秒
角島灯台は、日本海に浮かぶ山口県下関市の角島の北西端に位置する、夢ケ崎に立つ石造の灯台です。灯塔は総御影石造りで、日本に2基しかない無塗装の灯台の一つです。塔高は地上から29.62mで灯火標高(平均海面・灯火)まで44.66mで光達距離は約34kmまで届きます。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による最後の灯台で、日本海では初めての洋式灯台です。
レンズは日本でも6箇所しかない特大のフレネルレンズで、第1等灯台に指定されています。この灯台は、歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台です。日本の灯台50選にも選ばれている灯台で、北長門海岸国定公園内に含まれ、灯台周辺は下関市立の角島灯台公園として整備されています。灯台守の宿舎であった退息所が復元され資料館となり、参観灯台として常時内部が一般公開されています。 毎年、1月下旬から2月中旬にかけては、角島灯台の麓周辺でスイセンの花が咲き乱れ青空にそびえ立つ角島灯台はこの時期が一番綺麗です。
(写真をクリックすると大きくなります)===角島灯台と東屋===立羽田の景 (大分県) ― 2017年01月14日 17時42分36秒
名 称* * 名勝耶馬溪(立羽田の景)
名勝国指定年月日* *大正十二年三月七日
所在地* *大分県玖珠郡玖珠町大字古後字柚ノ木
(写真をクリックすると大きくなります)===立羽田の景①===名勝耶馬溪(立羽田の景)は、文政元年(1818年)広島の文豪、頼山陽(らいさんよう)が日田より山国谷に入り、その奇巌奇勝の渓谷美を賞賛して耶馬溪図巻記に「耶馬溪山天下無」と詠い、ここから「耶馬溪」と名付けられたといわれいます。この奇峰と呼ばれる独特のやまなみは地下深部のマグマなどの火成活動によって、もたらされた岩石から作られたと考えられています。
その後、この奇岩秀峰や渓谷美から、大正十二年三月に国の名勝として指定を受けました。「名勝耶馬溪」は広範囲に及び東西四十キロ南北約三十五キロの中として六十六景が指定され町内では立羽田の景のほかに十六の景が指定されています。立羽田の景は、天に向かって突き通すように起立する岩峰とその岩脚に点在する民家や田園風景がうまく調和し、ほっとするような自然の景観を楽しむことができます。
(写真をクリックすると大きくなります)===立羽田の景③===
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