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丸亀城 (香川県)2012年08月04日 16時40分20秒

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・天守閣===

名  称: 丸 亀 城 (まるがめじょう) 別名: 亀 山 城 ・蓬 莱(ほうらい)

築城年間: 応仁年間1467年~

築城者: 奈良元安 ・主な改修者: 生駒親正・山崎家治

城 主: 生駒親正・山崎家治 ・京極高和

形 式: 平 山 城

所在地: 香川県丸亀市1番丁

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この丸亀城は、1597年(慶長2)年、高松に入った豊臣秀吉配下の生駒親正が隠居のために築城を開始したのが始まり。それ以前に室町時代に管領・細川頼之重臣の奈良元安がこの場所に築城したとも言われているが、定かではありません。

生駒氏は親正、一正親子が関が原の戦いでそれぞれ西軍・東軍に分かれたため、西軍方として敗れた親正は高野山へ蟄居。生駒一正が単独で讃岐17万石を領有することになり、1602年(慶長7)年に丸亀城は完成するが、1615年(元和元)年の一国一城令に伴い廃城となってしまった。

その後、生駒氏は1640年(寛永17年)に家臣団が二派に分かれて抗争したため、出羽矢島1万石へ飛ばされる。そのため翌年、丸亀には新たに山崎家治が5万3000石で入城し、これに伴って丸亀城の再建がはじまりました。

そして山崎氏は三代続くが、世継ぎ無く改易されたため、1658年(万治)元年に京極高和が6万6000石で入城し、このときに現在も残る天守閣や石垣などが完成し、京極氏が明治維新まで丸亀城主を務めましたが残念ながら多くの建物が明治期に取り壊されたため、現在は重要文化財の天守と大手門、県指定文化財の藩主玄関先御門が残っています。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・大手二の門===

丸亀城は生駒氏が慶長年間築城したが、一時廃城となり、山崎氏が寛永末年復興、万治元年京極氏が代り六万石の居城となった。大手一の門及び二の門は寛大十年の再建になり、一の門は櫓門、二の門は髙麗門で これに両脇塀が附属している。 これら遺構は手法にも特徴があり。且つ大手口の堂々たる偉容を示し、枡形の保存上からも大事な建物である。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・大手一の門===
(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・大手一の門枡形===

丸亀城大手枡形もと南方にあった大手枡形を、京極氏が入場直後の寛文十年(1670年)に北方の此の地へ移築したもので、大手一の門と二の門、狭間塀とよく調和された築造で、巨岩を多く用いた堅固な枡形で、甲州流軍学の標準とする五間に八間の「五八の枡形」を凌ぐ、十間(18メートル)に11間(19.8メートル)の巨大なものである。

(現地説明板より)
(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・玄関先御門===

この玄関先御門は京極氏の屋敷の表門にあたり、門の形式は薬医門です。この門に接して番所・御駕籠部屋・長屋があります。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・天守閣===
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この天守は亀山(標高66メートル)を利用し、縄張りはほぼ四角形で亀山の廻りを堀(内堀)で囲む、輪郭式の平山城です。石垣は、緩やかであるが荒々しい野面積みと端整な算木積みの土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせる「扇の勾配」となっています。山麓から山頂まで4重に重ねられ、総高60メートルの石垣は日本一高く、三の丸石垣だけでも一番高い部分は22メートルもあります。頂部の本丸には江戸時代に建てられた御三階櫓が現存しています。この建物は唐破風や千鳥破風を施して漆喰が塗られ高さは15メートルあり、現存する三重天守の中で最も小規模なものである。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・天守閣側面===
(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・天守閣よりの眺望===

この天守よりの眺望です、眼下には京極氏の屋敷表門・長屋・内堀石垣・などが綺麗に見ることができます。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・月見櫓跡よりの眺望===

この月見櫓跡からは、飯野山(円錐状孤峰)をした讃岐富士とも呼ばれる美しい山です。標高422m、片道1時間位で登ることができます。

(写真をクリックすると大きくなります)===丸亀城・三の丸北側石垣===

この三の丸北側の石垣は、丸亀城の石垣のなかで最も高く一番高い所でも22mもあります。ここから、20m以上の城壁が続きます。隅角部の石垣は算木積みされた美しい曲線美で、「扇の勾配」と呼ばれています。

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